『何を書くのか考えるヒント』希望ヶ丘の個別指導塾 AO入試プロ

こういう書き方は

やめたほうがいい。

 

 

 

志願理由書のやめた方がいい書き方の

 

ひとつに「無難なもの」があります。

 

 

 

「無難なもの」という意味は、

 

とにかく「お行儀がいいもの」という意味。

 

 

 

なかには、「大学に通いやすいから」とか、

 

「行ける大学がここだった」などのように

 

バカ正直なものまでありますが、

 

これはまったくの論外です。

 

 

 

「お行儀がいいもの」を書かなくては

 

いけないという一種の呪い!?みたいな

 

思い込みは、県立高校に合格するために、

 

提出する志願理由書の添削過程で、

 

さんざんと言われてきたことが

 

影響しているのでしょう。

 

 

 

「お行儀がいい」というのは、

 

完全に乾燥しきった

 

パサパサの志願理由書にひとしいです。

 

 

 

 

いままでそれが、

 

「正解」とされてきたことを理由に、

 

AO入試の志願理由書を書く際にも、

 

自分の特徴なるはずの部分を極力、

 

抜き取ろうとする傾向があります。

 

 

 

他者にはどう受け取られるのか、

 

未知数だけど正直にその生徒の

 

「ほんとうのわたし」を語っているならば、

 

多少、粗削りでも評価の対象になります。

 

 

 

自分の内面にこれは「濃すぎる」

 

と感じるような一面があっても、

 

他人からしてみれば、これは独自性という

 

側面として評価される可能性があります。

 

 

 

自分という世界観って、

 

自分が思っている以上に、

 

他者に理解されていない場合の方が

 

多いのです。

 

 

 

「大人はわかってくれない」

 

「両親はじぶんを理解していない」

 

 

 

幼いころは無理もありません。

 

それを表現するまでの力が不足しているの

 

ためです。

 

 

 

表現力が伸長するための第一歩は、

 

まず「このわたし」という存在を

 

他者に説明できる「ことば」を磨くことです。

 

 

 

その内側にある、ドロリとした部分でも

 

「独自性」というものへ書き換えなくては

 

いけない。その技術は後天的に習得する

 

ものだと思います。

 

 

 

ヘタに、大人がよろこぶようなものを、

 

書かなくてもよろしい。

 

 

 

審査する大人が困るのは、

 

ほんとうのあなたが見えてこないことです。

 

似たり寄ったり、あたりさわりのないもの

 

を書いて、理解されることはありません。

 

 

 

大学は研究機関です。

 

教育機関ではありません。

 

大胆な言い方をすれば、

 

常識を打ち破るための研究がなされる

 

「知の現場」、それが大学です。

 

 

 

志望理由=

 

(個性)×(関心)+(説明力)

 

 

 

大学受験の志願理由書で、

 

大人の顔色をうかがうようなものを書く

 

ことは「正解」ではありません。

 

このようなタイムカプセルに密閉された

 

先入観をすてましょう。

 

 

 

ということになると、

 

こんな質問をうけることになりそうです。

 

「んじゃ個性を打ちだせばいいのですね!」

 

 

 

うん、そのパワーがだ正しい方向に

 

むかえば正しい。でも狂ったコンパスで、

 

間違った方角へむかえば、

 

とうぜん、まちがった目的地に到着します。

 

 

 

あなたの「個性」を発揮できる場所が、

 

あなたの志望大学であるということを、

 

わかりやすく説明できなければいけない。

 

 

 

志望理由 =(個性)×(関心)+(説明力)

 

という公式があてはまると思います。

 

 

 

個性と関心は、まるで兄弟のようなもの。

 

「個性」が関心を育てる。だけど、

 

このことに意識的でない場合があります。

 

とくに自分の個性に気がつかない場合が

 

多い。でも、自分の関心にかんしては

 

けっこう意識的だったりする。

 

 

 

なので、自分の「関心」から逆算して、

 

自分の個性を浮き彫りにできることも

 

あるかもしれない。

 

 

 

わたしの友人で、プロの絵描きがいます。

 

そのひとは美術大学や絵画教室などの

 

正規な美術教育をうけたことがありません。

 

 

 

でも、絵を描くことがすきで、

 

ひたすら絵を描き続けた。

 

つまり関心は、絵を描くことに

 

向いている。

 

 

 

描き続けているうちに、

 

自分のスタイルが見えてくる。

 

じぶんにどういう世界観があったのかが、

 

だんだんと見えてくる。

 

 

 

関心の先にある「個性」に、

 

「コツーン」とぶつかる音が

 

聞こえてくることがある。

 

 

 

こういう例もあります。

 

 

わたしが教えていた生徒の中に

 

牛が好きでしょうがない子がいました。

 

キーホルダーや、ペンケースまで牛。

 

牛、牛、牛、牛づくしのグッズで

 

あふれていました。

 

 

 

それだけ牛が好きだから、

 

「牛はだべないの?」ときくと、

 

「いや、ぜんぜん食べます」とあっさり。

 

 

 

牛糞のにおいがプンプンしても、

 

ぜんぜんへっちゃら。

 

牛と一緒に生活したいと言っていたので、

 

「将来、酪農家になったら?」と言ったら、

 

「あー、そうですね」と、

 

わたしに言われるまで

 

まったく気がつかなかった。

 

 

 

もちろん、目指すは東京農大という

 

ことになる。AO入試だけではなくて、

 

一般入試も想定して猛勉強しました。

 

 

 

ところが、ある日、とつぜんその生徒が、

 

「東京農大にはいきません」

 

と言い出す。

 

 

 

「どうして東京農大ではダメなの?」

 

と聞くと、

 

「研究対象となる牛の数がすくないから」

 

とのこと。

 

 

 

北海道にある酪農学園大学なら

 

牛が200頭いるので、そちらに行きたい。

 

「そのほうが研究に没頭できる」という

 

ことが理由でした。

 

 

 

しばらくすると、その生徒の内側で

 

ほんとうに研究したい分野がわかってくる。

 

 

 

そうやら牛の交配は、牛同士に負担が

 

かかるらしく、人工授精が最適とのこと。

 

 

 

その人工授精を専門で研究する施設が、

 

その酪農学園大学にはあり、

 

牛が200頭いることを合わせて考えると、

 

東京農大よりも酪農学園大学のうほうが

 

ふさわしい、ということになった。

 

 

 

もちろん、東京農大にも研究施設はあるが、

 

地方のキャンパスへ移動しなくてはいけない

 

ので、その手間を考えると、どうしても

 

酪農学園大学がいい。

 

 

 

自分の関心を自覚して、

 

それを突きつめると、だんだんと

 

「ほんとうのわたし」がおとずれてくる

 

いい例だとおもいました。

 

 

 

自分の関心を突きつめると、

 

個性が頭出しをしてくる。

 

だから、

 

(個性)×(関心)ということ。

 

 

 

編集後記:

 

どんどん、小動物が増えてくる(笑)

 

うちだななみさん、

 

本日のイラストもありがとう。

 

 

 

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