『「きっかけ」は短く』希望ヶ丘の個別指導塾 AO入試プロ

「きっかけは」

サラッとでいいんです。

 

AO入試の志願理由書を書くにあたって、

 

やたらとドラマティックな「きっかけ」

 

を書かなければいけないと焦る人が

 

じつに多い。なぜか?

 

 

 

志願理由書に、なりたい職業を書くことは

 

ごく一般的です。(例外もありますが)

 

その職業を思い立った「きっかけ」に

 

どこか平板でないストーリー性がないと、

 

物足りないと、心配するからです。

 

 

 

たとえば、看護師になりたい、

 

という夢があったとします。

 

その看護師になる夢を思い立つうえで、

 

どんな「きっかけ」があったかを重要視

 

しすぎる傾向にあると思います。

 

 

 

もちろん、この「きっかけ」は必要です。

 

ただし、他の受験生と差別化を意識する

 

あまり、オンリーワンのものを探そうと

 

躍起になりすぎるのもよくありません。

 

 

 

 

たとえば、

 

看護師になる「きっかけ」として、

 

べつに入院経験がないといけないわけでは

 

ないのですが、そういうリアルな体験を

 

していないと、受験生はけっこう焦る

 

場合もあります。

 

 

 

もちろん、その職業になりたいとおもう

 

以上は、なにかしらのドラマがあると

 

書きやすいとはおもいますが、

 

それが強すぎて、その「きっかけ」を

 

前面に押しすぎるようなことがあっては、

 

貴重な文字数を食い潰してしまいます。

 

 

 

なかには、半分ぐらいそれで書こうとする

 

生徒もいるくらいなので、注意が必要です。

 

 

 

以前からその職業にあこがれていたという

 

「きっかけ」しかなかったとします。

 

でも、その「あこがれ」だけでは、

 

志望動機にならないのもたしかです。

 

 

 

いや、逆にあこがれを語るには、もう少し

 

別のことに注意が必要かもしれません。

 

ようするにアイドルを追っかけているような

 

「夢見がちな子」として見られることに

 

気をつけるべきです。

 

 

 

現実には苦しい場面が山ほどあるのは、

 

あなたもなんとなく感じていますよね。

 

思い描いていた職業の実態を目のあたりに

 

するであろう未来にも、うすうす気がついて

 

いるのではないでしょうか。

 

 

 

 

だけど、その職業に就きたいわけですよね?

 

誤解しないでほしいのは、

 

わたしは、その「あこがれを」を破壊しろ!

 

と言いたいわけではないんです。

 

 

 

むしろ、とことん突き進むべきです。

 

志願理由書で書かなくてはいけない

 

「きっかけ」というのは、

 

いまのあなたから見える、等身大のじぶん

 

から、どのくらいまで「リアル」に

 

迫ることができるのか、という点です。

 

 

 

「リアル」というのは「夢」の対義語です。

 

だけど、その「リアル」は

 

「夢」を壊すものではありません。

 

 

 

そのことを、あなたはじぶんの言葉で

 

説明する必要があります。

 

 

 

もし「リアル」が「夢」を壊す瞬間が

 

おとずれるとしたら、

 

それはあなたが「夢」しか見てこなかった

 

可能性があります。

 

それはとても怖いものです。

 

 

 

そのような不安を、大人たちは

 

あたの「夢」から感じとろうとするのです。

 

「だいじょうぶかな~」という漠然とした

 

不安感です。

 

 

 

どうやったら「リアル」

に迫れるか?

 

 

 

なりたい職業があきらかだった場合、

 

まずはその職業に就いているひとに

 

インタビューをする。

 

それは両親かもしれないし、

 

友人かもしれません。

 

 

 

知人でそういう方がいなかったら、

 

なんらかのツテをつかって、

 

会ってみてほしいです。

 

 

 

そのさいに、かならずその仕事をする

 

業界で抱えている問題点を

 

聞きだしてくること。

 

 

 

その業界が二の足を踏んでいる

 

「リアル」な側面をインタビューして

 

きましょう。

 

 

 

なまなましい話が聞ければしめたもの。

 

現場から聞こえてくる「悲痛な叫び」を

 

克明に記録してきましょう。

 

 

 

とにかく、

 

「リアル」にたいして徹底的に迫る。

 

ギリギリのところまで。

 

 

 

華々しい表の部分と、

 

暗澹たる裏の部分を、

 

同時に引っ張りだしてきてほしいです。

 

 

 

その「リアル」がまな板にのったときに

 

じぶんがその解決にむけてどのように

 

入り込めるこめるのか、

 

そのスキマをさがしましょう。

 

 

 

一躍有名人になるような大きな話で

 

はなくて、

 

ビジョンだけでもかまいません。

 

とにかく登山口には立ちましょう。

 

 

 

その問題解決をしらべあげて、

 

むしろ分からないことだらけに

 

なることはあたり前です。

 

 

 

その分からないことが、

 

大学入学後に研究するための、

 

のこされた余白の部分です。

 

 

 

「ここがわからない」

 

「この解決方法が見当たらない」

 

というところまで言えるようになったら

 

かなり「リアル」に迫ってきている

 

証拠です。粗削りでもいいです。

 

とにかく接触してきてください。

 

 

 

ここまでくれば、

 

やんわりと表面をなでるような

 

志願理由書を書くことはありません。

 

 

 

そこを切り口にして、

 

「きっかけ」はサラッと書く。

 

「リアル」に迫ったからといって、

 

欲張って書きすぎないこと。

 

 

 

重要なのは、そのあとの具体性を

 

ともなった、研究プランに

 

絞り込んでいくことです。

 

 

 

入学後の研究プランがどんなものに

 

なるのかほど、わかりようのないもの

 

はないのですが、

 

現時点でわかることを精一杯に書く。

 

 

 

無理に背伸びをする必要もありませんが

 

背伸びをする気のまったくない生徒は

 

どこか味気ない。

 

 

 

常識を疑いながら、

 

問題点を発見し、その解決方法を

 

研究するためのアプローチとすること。

 

こんなことを漂わせるにおいが、

 

教授に伝わらなくてはいけない。

 

 

 

審査をするひとは教授です。

 

とうぜん、じぶんとおなじ温度をもっている

 

生徒をほしがるのは自然です。

 

かれらの視点に立った書き手を想定する

 

ことが、「きっかけ」という入り口。

 

今日はそんな話でした。

 

 

 

編集後記:

 

今回から、部屋のシチュエーションが

 

変化します。次回もたのしみ。

 

うちだななみさん、ありがとう。

 

 

 

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