『接続語は多用しないで』希望ヶ丘の個別指導塾 AO入試プロ

その「接続語」は本当に

必要ですか?

 

 

 

生徒の志願理由書を見ていると、

 

とにかく「接続語」が多いことに

 

気がつきます。

 

 

 

「接続語」とは、かんたんに言うと、

 

『だが・しかし・そして』みたいな

 

つなぎ言葉のことです。

 

 

 

おそらく、この接続語を多用する傾向は、

 

普段の学校授業で習ってきたから

 

でしょう。

 

 

 

 

とくに中学までの義務教育では、

 

文章の書き方を習うなかで、

 

この接続語を多用するとほめられます。

 

正しい接続語の使い方が理解できていると、

 

評価されるからです。

 

 

 

接続語を一言でたとえるなら、

 

「瞬間接着剤」みたいなもの。

 

あのピタッとくっつく便利な道具です。

 

 

 

助かりますよね。普通の糊(のり)では

 

到底くっつかないものまで、

 

なんとかなってしまうからです。

 

 

 

便利だからこそ、生徒は多用する傾向が

 

あります。本来くっつかない文章でも、

 

強引でもカタチになってしまうからです。

 

 

 

志願理由書のなかでは、

 

極力、接続語を使わないことをすすめます。

 

まず、文字数のムダ。次に、文章が

 

「野暮ったく」見えるからです。

 

 

 

この文章が「野暮ったい」という意味は、

 

いったい何なのでしょう?

 

それは洗練されていない感じが

 

文章から伝わるということです。

 

 

 

では、「洗練されていない感じ」とは

 

何なのか?文章が磨き足りていない、

 

どこか強引さを感じるということです。

 

強引な文章は、どこかリズム感にも欠ける。

 

 

 

その例を挙げましょう。

 

(A)少子高齢化の時代をむかえ、人口減少

 

が加速するなか、年間で約3万人もの自殺者

 

が記録されている。したがって、

 

大学入学後、心理学の専門家として仕事を

 

するために必要な、

 

最小限の標準的基礎学力と技能を

 

修得できる認証心理士の資格を取得したい。

 

そのためには・・・・

 

 

 

(B)少子高齢化の時代をむかえ、人口減少

 

が加速するなか、年間で約3万人もの自殺者

 

が記録されている。したがって、

 

大学入学後、心理学の専門家として仕事を

 

するために必要な、

 

最小限の標準的基礎学力と技能を

 

修得できる認証心理士の資格を取得したい。

 

そのためには・・・・

 

 

 

(A)の文章よりも(B)の文章の方が

 

リズム感がありませんか?

 

接続語がなくなったことで、

 

野暮ったくない、感覚的にクールな

 

感じもする。

 

一方で、「したがって」があると、

 

どこかベタベタした感じがする。

 

 

 

必要が無いなら「接続語」はいりません。

 

大学の教授は文章を読むプロです。

 

わざわざ接続語をいれなくても、

 

読み取れます。安心してください。

 

いまさら、接続語の使用頻度を

 

確認するような基礎的なレベルには

 

いません。

 

 

 

接続語を多用することは、

 

読み手にたいする配慮なのでしょうが、

 

あんまりにもうるさいと、

 

かえって読みにくい。

 

押しつけがましく感じます。

 

 

 

読み手と、書き手のあいだには適度な

 

「間」を空けることも配慮だと思います。

 

ただし、「ここぞ!」ってときに使用する。

 

アクセント記号みたいな感じですね。

 

 

 

「ここぞ!」ってときにつかいたいので、

 

それ以前でつかい過ぎないでほしい。

 

なかには、逆接の接続語のパターンを

 

変えて乱発している文章もみかけます。

 

 

 

(A)日本経済の先行きは不透明だ。

 

しかし、まったく希望がないわけではない。

 

日本経済の復調の兆しは、旺盛な国内消費

 

にある。だが、そのことは決して楽観は

 

できない・・・・

 

 

 

これをこんな感じに改良するとリズム感が

 

でてきます。

 

 

 

(A)日本経済の先行きは不透明だ。

 

しかし、まったく希望がないわけではない。

 

そんな状況の中でも、

 

日本経済の復調の兆しは、旺盛な国内消費

 

にある。だが、そのことに決して楽観は

 

できない・・・・

 

 

 

(A)のように逆接が交互に入れ替わると、

 

プラス方向とマイナス方向が激しく

 

進路を変えて、文章の書き手である

 

水先案内人についていくことが大変になる。

 

 

 

だとしたら、(B)のようにひとつ目の

 

接続語を切り取る。

 

進路変更の回数を減らします。

 

 

 

逆接の接続語は便利なので、

 

どんどん使いたくなるものです。

 

文章同士をつなげやすいので、

 

使用頻度が上がる傾向にあります。

 

そんな状況の中でも、」を一文いれて

 

おけば、逆接を上手に処理できます。

 

このフレーズは、けっこう使いまわしが

 

効きますよ。文章の流れが崩れないまま、

 

スムーズなつながりが生まれます。

 

 

 

このように極力、接続語にたよらずに、

 

志願理由書の作成を考えてみてはいかが

 

でしょうか?

 

 

 

編集後記:

 

まさか雪だるまがくるとは!

 

猫の様子がリアリティ満載です。

 

うちだななみさん、ありがとう!

 

 

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